講義動画
皆さんへ
皆さんは将来、どのような社会で、どのような仕事をして、どのように暮らしたいですか。
そして、次の世代の子どもたちに、どのような社会を残したいですか。
私たちの社会には、課題が山積しています。
防災・安全、環境・エネルギー、人権・平和、伝統・文化、情報・技術…
様々な領域で解決を要する課題があります。
これらの課題に向き合うために大切なこと。それは「持続可能性」という視点です。
持続可能性 ── 公民を貫く視点
公民の学習で、社会をよりよくするためのキーワードが 持続可能性 です。 この言葉の定義は次のように整理できます:
持続可能性の定義
- 持続可能性
- 現代世代の幸福と将来世代の幸福を両立させること。
つまり、いまの私たち(現代世代)の幸せだけを追求するのではなく、 私たちの子どもや孫の世代(将来世代)にとっても幸せな社会を残せるか—— この両方を考えながら社会を設計していこう、という視点です。
※ 大学入試(特に共通テストや論述試験)で「持続可能性とは何か」を記述させる問題があります。 上の定義(現代世代の幸福と将来世代の幸福の両立)は確実にかけるようにしておきましょう。
SDGs と持続可能な社会
持続可能性を実現するために
- SDGs 2015 年に国連が採択
- 17 のゴール / 169 のターゲット 2030 年までに達成
- 目的:将来世代も自分たちも幸福な社会=持続可能な社会
「問い → 活動 → 知識整理 → 確認 → 思考」の5ステップ
この参考書は 3 部・全 28 講で構成されます。 第 1 部 現代社会編 → 第 2 部 政治編 → 第 3 部 経済編 の順で読み進めてください。
各講は次の5段階で進みます:
- 問い:「この講で説明できるようになるギモン」を最初に確認します。
- 活動・具体例:身近な題材や授業ゲームから、抽象的な概念を体験的に理解します。
- 知識整理:本文・板書風まとめ・用語表で、覚えるべきポイントを整理します。
- 確認のポイント:Q+A 形式で、要点をおさらいします。
- 思考を深める問い:論点と市来先生の見立てを通して、自分なりの視点を持ちます。
公民で学んだことを「持続可能な社会」のために
これから公民を勉強していく中でも、公民で勉強したこと、その知識を使って 持続可能な社会 を作るためにはどうしたらいいか、こういう視点で考えていってください。
公民で学ぶのは知識だけではありません。知識をもとに自分の社会観をつくっていく力 こそが、この参考書のゴールです。